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歯科コラム

インプラントは痛いのでしょうか? [2017年09月18日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。
今回のテーマは「インプラント治療の痛み」です。
歯科治療の場合、誰もが気になるのは治療内容そのものよりも痛みの程度ではないでしょうか。

特に手術を必要とするインプラント治療においては、なおさら痛みの程度が気になると思います。
そこで、ここではインプラント治療と痛みをテーマにしたお話をしていきます。
治療時の痛みについてはもちろん、それ以外のタイミングで起こり得る痛みについても説明します。

1. 治療の痛み

インプラント治療の中では手術を行いますが、麻酔を使用するため手術による痛みはほとんどありません。とは言え、全身麻酔ほどの強力な麻酔を使用するわけではないので意識はあります。このため、どちらかと言うと痛みよりも緊張や恐怖を感じてしまうかもしれません。

分かりやすく言えば、「痛かった」よりも「怖かった」と感じる方の方が多いということです。ちなみに、歯科医院によってはインプラント治療でフラップレス手術を導入しているところもあります。対応している歯科医院は少ないですが、歯肉に大きな傷をつけることなく短時間での施術が可能です。

2. 麻酔の痛み

手術の痛みを抑える麻酔ですが、そもそも麻酔自体が痛いという方もいるでしょう。その対処として、歯科医院によっては点滴を使用して鎮静剤を注入しているところもあります。鎮静剤の効果によってリラックスできるため、痛みはもちろん恐怖心をやわらげる効果が得られます。

また、笑気ガスを使用して恐怖心や緊張をやわらげる方法を導入している歯科医院もあります。このように、麻酔の痛みへの対処は歯科医院ごとで様々な工夫をしているため、麻酔の痛みが気になる方はあらかじめ治療を受ける歯科医院に相談してみるのが確実です。

3. 治療後の痛み

痛みの程度で言えば、麻酔が効いた治療中よりも麻酔が切れた治療後の方が痛みを感じます。最も、この治療後の痛みにも対処することが可能で、その基本となるのは痛み止めを飲むタイミングです。治療後は痛み止めが処方されますが、知ってのとおり痛み止めには即効性がありません。

このため、処方されてからではなく治療する段階で飲んでおけば、麻酔が切れた後も痛み止めの効果によって痛みを感じなくてすむのです。最も、治療後の痛みは一時的なものであり、ほとんどの方が1日程度で痛みがおさまっています。

4. 日常生活での痛み

治療して間もない状態では手術による傷口が完全に癒えていないため、痛みを感じることもあります。ただしその痛みは常に感じるわけでなく、患者さんのとった行動が原因で痛みが発生するケースが多いです。例えば治療後の入浴や運動…血行がよくなるこれらの行動は炎症や痛みを招く要因となります。

さらにアルコールの摂取や喫煙…これらも痛みを引き起こす要因となりますし、喫煙に至ってはせっかく行った治療が失敗してしまう可能性もあるので厳禁です。こうした行動を控えて安静にしていれば大丈夫ですが、痛みを感じた際に備えて痛み止めも処方されます。

5. 抜糸の痛み

治療後…つまり手術後1週間ほどで歯肉を縫った糸の抜糸を行いますが、
この抜糸時に痛みを感じる方もいます。
患者さんによって違和感程度しかない方もいますが、抜糸している時にチクチク痛むという方もいるのです。

これにおいては対処の使用がないですが、あくまで抜糸で痛んでいるだけなので抜糸後に痛みは治まります。
また中には抜糸時ではなく、縫ってある状態の時に痛みがあるという方もいます。
この場合は歯肉を縫ってあることの違和感が原因となっているため、抜糸することで痛みは治まります。

まとめ

いかがでしたか? 最後に、インプラント治療の痛みについてまとめます。

1. 治療の痛み :麻酔を使用するので大きな痛みはない。それよりも緊張や恐怖の方が感じやすい
2. 麻酔の痛み :麻酔の痛みを気にする方のために、点滴による鎮静剤注入を導入している歯科医院もある
3. 治療後の痛み :手術前に痛み止めを飲んでおくことで、手術直後の痛みを予防できる
4. 日常生活での痛み :入浴や運動など、血行がよくなる行動は痛みを招く。ちなみに喫煙は厳禁
5. 抜糸の痛み :抜糸時にチクチク痛むという方がいるが、これは抜糸が終われば感じなくなる

これら5つのことから、インプラント治療の痛みが分かります。本来感じるはずの痛みは麻酔や痛み止めにとって防げますが、それ以上に緊張や恐怖の方が厄介です。インプラント治療ではどうしても怖いという気持ちがあり、それは麻酔で対処できるものではありません。

しかし、歯科医院によってはそういった緊張や恐怖をやわらげる対処方法を導入しているところもあるので、正直怖いと感じている方は治療を受ける予定の歯科医院で相談してみるといいでしょう。また、インプラント治療における痛みで大切なのは、その痛みを我慢しないことです。 もし治療後に痛むことがあったらそれを仕方ないと捉えず、事故の可能性を考えて歯科医に相談すべきです。

インプラントでは保険は適応されますか? [2017年09月15日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。 今回のテーマは「インプラントと保険適用の有無」です。 インプラントは失った歯を取り戻せる魅力的な治療方法ですが、現実的なことを言えば費用も掛かります。

そこで気になるのが、インプラントでは保険が適用されるのかということです。

さて、結論から言うとインプラントでは基本的に保険が適用されないのですが、 「基本的に」という表現どおり、一部保険が適用されるケースもあります。

1. 保険が適用されないケースとその理由

「歯周病で歯が抜けたからインプラントにしたい」…多くの方はこうした理由でインプラントを希望されますが、 このケースでは保険は適用されません。そもそもインプラントに限らず、 健康保険適用には「健康を手にする上で必要な最低限の治療であること」が条件になっています。

確かに、歯を失った対処としてインプラントするのは健康を手にする上で必要な治療です。 しかし、最低限の治療かと言えばそうではなく、他に入れ歯などの方法があるわけです。 このため、インプラントは審美目的を兼ねた最低限以上の治療と扱われ、健康保険は適用されないのです。

2. 保険が適用されるケースとその基準

平成24年の4月から、一部のケースにおいてはインプラントでも保険が適用されるようになりました。 これは健康保険適用の条件に基づき、「健康を手にする上でインプラントが必要なケース」のみです。 ただしその基準は個人や医師による判断ではなく、国が定めた基準によるものになっています。 具体的には以下の基準のいずれかを満たした方のみ、インプラントで保険が適用されます。

  1. 医科の保険医療機関の主治医によって生まれつきの病気と診断され、顎骨の1/3以上が連続して欠損している場合
  2. 腫瘍や顎骨骨髄炎などの病気、もしくは事故によって顎骨の1/3以上を失った場合
  3. 顎の骨の形成不全であること

…このようなケースではインプラントで保険が適用されます。 しかし顎の骨が欠損した理由、さらには欠損の範囲まで細かく基準が決められているため、 実際には保険が適用されるケースはごく稀と言えるでしょう。

3. 歯科医院の基準

仮に上記の基準を満たしていたとしても、保険適用のためにはもう1つの基準があります。 それは歯科医院の基準で、以下の条件を全て満たしたところで治療を受けなければ、保険は適用されません。

  1. 病院(入院用のベッドは20床以上ある施設)になる歯科、もしくは口腔外科である
  2. 下記のいずれかに該当する歯科医師が、常勤で2名以上配置されている/li>
    1. 「その病院の歯科、または口腔外科で5年以上の治療経験を持つ」
    2. 「インプラント義歯の治療経験を3年以上持つ」
  3. 当直体制、国が定めている医療機器、医薬品などの管理が整備されている

…この点から分かるとおり、一般の歯科医院ではインプラントの治療で保険を適用させることはできません。 ただし、「どこの歯科医院に行けばいいのか?」や「自分の症状は保険適用の対象になるのか?」など、 インプラント治療に対応した歯科医院ならこうした相談をすることはできます。

4. 保険が適用されるケースでの注意点

インプラントで保険が適用されるケースでも、その対象になるのはあくまで治療費のみになります。 インプラント治療の中では治療費以外に様々な費用が発生し、 例えば材料費やメンテナンス費、場合によっては入院費などが掛かります。

しかし、保険適用となるのは治療費のみになるため、これらの費用において保険は適用されないのです。 その点から考えると、保険が適用されるケースだとしても従来の歯科治療の費用よりは高額になります。 ちなみに保険適用の有無関係なく、インプラントは医療費控除の対象にはなります。

まとめ

いかがでしたか? 最後に、インプラントと保険適用の有無についてまとめます。

1. 保険が適用されないケースとその理由 :審美目的など、インプラントが絶対に必要と言い切れないケース
2. 保険が適用されるケースとその基準 :事故や病気が原因で、さらに国が定めた基準の顎骨の欠損がある
3. 歯科医院の基準 :環境や医師など、国が定めた基準を全て満たす歯科医院であること
4. 保険が適用されるケースでの注意点 :保険適用の対象となるのは治療費のみで、それ以外の費用は自費

これら4つのことから、インプラントと保険適用の有無が分かります。 今回のインプラントの保険適用の有無の説明を読んでくださった方の中には、 「他の歯科医院のサイトでは保険適用されないと書いてあったのに」と疑問に思った方もいるかもしれません。

これは、インプラントが保険適用の対象になると決まったのが平成24年であることが理由だと思われます。

具体的には、それ以前のタイミングでこの件について説明してある歯科医院のサイトでは、 情報がその当時のものになっているため、保険が適用されないという説明になってしまっているのです。

インプラント治療の代表的な流れを教えて下さい [2017年09月08日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。 今回のテーマは「インプラント治療の流れ」です。 「失った歯を取り戻せる」と言われるインプラントは、入れ歯に代わる治療方法として近年注目を集めています。

実際、インターネット上でも多くの歯科医院のサイトでインプラントの特徴について説明を目にします。 とは言ってもまだ認知度が高いとまでは言えず、治療方法についてよく分からないという方も多いでしょう。 そこで、ここではインプラントの特徴ではなく、治療方法についての説明をしていきます。

1. 精密検査とカウンセリング

インプラントではすぐに治療をスタートすることはなく、その前に精密検査とカウンセリングを行います。 レントゲンやCTを用いた本格的な検査によって、お口の中や骨格の状態を詳しく診断します。 この時、検査結果に問題があれば治療が受けられないこともあります。

また、カウンセリングでは患者さんの不安を取り除くだけでなく、 インプラントにおける不明点や疑問点を歯科医に確認することができます。 これをしっかり行った上で問題がなければ、本格的なインプラント治療に入ります。

2. 一次手術

「一次」という表現が予想できるとおり、インプラントでは治療の過程で2度の手術を行います。 さて、一次手術で行うことは人工の歯の根…すなわちインプラント体を埋め入れることです。 具体的には歯肉を切開してから顎の骨に穴をあけ、そこにインプラント体を埋め入れます。

手術自体は1時間~3時間ほどで終わり、特に問題なければ入院の必要もありません。 お口の中だけとは言え手術をする以上、手術時にはもちろん麻酔を使用して対応します。 このため酷く痛みを感じることはないですが、それよりも緊張や恐怖はどうしてもあると思います。

3. 定着期間

一次手術によってインプラント体を埋め込んだ後は、インプラント体と骨が結合するのを待ちます。 当然即日定着することはなく、完全な定着までには早くても3ヶ月は掛かるでしょう。 この間の期間を定着期間と呼び、二次手術を行うのは定着期間を終えてからになります。

ちなみに、定着期間中は歯が状態になるため、仮歯を使用することができます。 ただし仮歯はあくまで仮歯…インプラントの効果は全くなく、ただ装着しているだけの状態です。 噛む力もそこまで強くないですし、実用性は高くありません。

4. 二次手術

定着期間を終えた後は二次手術を行いますが、二次手術は一次手術ほど大きなものではありません。 二次手術で行うことはアバットメントの装着で、これはインプラント体と人工の歯を連結させるためのものです。 手術内容としては歯肉を切開し、埋め入れてあるインプラントにアバットメントを取り付けます。

その後は切開した歯肉を再び縫い合わせて完了で、時間にすると早ければ30分ほどで終わります。 これで後は上部構造と呼ばれる人工の歯を取り付けるだけですが、 それは二次手術を終えた後、1週間~1ヶ月ほど経ってから行います。

5. メンテナンス

インプラント治療自体は上記までで終わりですが、治療後はメンテナンスが必要です。 メンテナンスは一定期間ごとに行い、噛み合わせのチェックやお口の状態を確認します。 ちなみに、インプラントの寿命はこのメンテナンスにかかっていると言っても過言ではありません。

噛み合わせが悪くなっていればインプラントにダメージを与えてしまいますし、 歯周病になってしまえばインプラントの脱落を招いてしまいます。 こうした事態を予防するためにも、治療後のメンテナンスは絶対に欠かしてはいけません。

6. 一回法と二回法

実はインプラント治療には2つの方法があり、それが一回法と二回法です。 「一」や「二」は手術の回数を示しており、ここでお伝えしたのは二回法の治療方法です。 一回法はインプラント体を埋め入れる時点で一部を露出させた状態にしておきます。

このため、二回法の二次手術のように再び歯肉を切開する必要がないのです。 1度の手術で終えられることで患者さんの身体的負担や精神的負担が軽減されますが、 インプラント体が一定期間露出した状態になるため、細菌の感染には注意しなければなりません。

まとめ

いかがでしたか? 最後に、インプラントの治療の流れについてまとめます。

1. 精密検査とカウンセリング :レントゲンやCTを使用した本格的な精密検査
2. 一次手術 :歯肉を切開して顎の骨に穴をあけ、インプラント体を埋め込む
3. 定着期間 :埋め込んだインプラント体が骨と結合するのを待つための期間
4. 二次手術 :歯肉を切開して埋め込んだインプラント体を露出させ、アバットメントを取り付ける
5. メンテナンス :治療後は一定期間おきにメンテナンスの通院が必要
6. 一回法と二回法 :ここでお伝えしたのは二回法だが、1回の手術ですむ治療方法もある

これら6つのことから、インプラントの治療の流れが分かります。 このような治療の流れになりますが、最後にお伝えした一回法は対応していない歯科医院もあります。 また、中にはカウンセリングまでなら無料で行える歯科医院もあり、気軽に相談することも可能です。

インプラントとはどのような治療法ですか? [2017年08月31日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。
今回のテーマは「インプラントについての説明」です。
「失った歯を取り戻せる」、「第2の永久歯」…インプラントにはこうしたキャッチフレーズが付けられています。

最も、歯を失った方にとって魅力的なキャッチフレーズではあるものの、
これだけではインプラントがどんな治療なのかは分かりづらいですね。
そこで、インプラントとはどんな治療方法なのかについて分かりやすく説明していきます。

1. インプラントの治療方法

インプラントの治療方法と簡単に言うと、「人工の歯の根を埋め込んで人工の歯を装着する」です。
この中で注目すべき点は「人工の歯の根を埋め込む」というところです。
従来の入れ歯やブリッジには根となる部分はなく、言わば「装着」だけで歯を再現しています。

木で例えるなら「土の上に乗せる」に等しい状態であり、だからこそ不安定さが否めません。
その点インプラントは、同じ例えで表現すれば根っこを作って土の中にしっかりと埋め込みます。
このため、最終的に天然の歯に近い安定性と咬合力が再現でき、歯を失う前と変わらない食生活が送れます。

2. インプラントの構造

インプラントは3つのパーツに分かれています。まずインプラント体…これが人工の歯の根にあたる部分です。
そして上部構造…これは言わばクラウンで、人工の歯のことを指しています。
そしてインプラント体と上部構造を連結するジョイントとなるのがアバットメントです。

まとめると、「歯の根となるインプラント体」、「歯となる上部構造」、「歯の根と歯をつなぐアバットメント」、
インプラントはこれら3つのパーツからできているのです。これらは3つセットになっているわけではなく、
実際の治療時には日数をかけてそれぞれのパーツを順につけていくことになります。

3. インプラントの治療の流れ

治療の流れを簡単に説明すると、まずは精密検査とカウンセリングをしっかりと行います。
インプラントは手術を必要とする治療ですから、検査結果によっては治療を受けられないことがあります。
問題なければ治療にうつりますが、最初に一次手術を行い、ここでインプラント体を顎の骨に埋め入れます。

その後一定期間日数をあけ、インプラントが定着するのを待ってから二次手術を行います。
二次手術ではアバットメントを装着し、上部構造となる人工の歯を被せます。
これが治療の大まかな流れですが、歯科医院によっては一次法といって、
1回の手術で全て治療を終わらせる治療方法にも対応しています。

4. インプラントの治療費

インプラントは基本的に保険が適用されないため、費用は高額になります。
相場でいえば1本につき30万円~45万円ほど、これは検査なども含めたトータルの費用です。
インプラントは1度の治療で終わらないですし、治療の段階ごとで費用が掛かります。

このため、実際に治療を受ける際はその歯科医院にトータルの治療費を確認しておきましょう。
例えば10万円と言われたとしても、それが被せ物だけの費用だとしたらそれ以外にも費用が掛かります。
後のトラブルを防ぐためにも、あくまでトータルの治療費を確認するようにしてください。

5. インプラントを受ける歯科医院

インプラントは虫歯治療のような一般的な治療ではないため、治療を受ける歯科医院選びが大変重要です。
歯科医院を選ぶポイントは2つで、1つはその歯科医院の信頼性です。
インプラントの実績や経験、専門医の在籍などに注目し、腕の良い歯科医のいる歯科医院を選びましょう。

もう1つは通院の距離で、これは長期間の通院が可能な距離にある歯科医院を選ぶ必要があります。
と言うのも、インプラントの治療が終わるまでに何度も歯科医院に行くことになりますし、
治療後も定期的にメンテナンスの通院が必要になるからです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、インプラントについての説明をまとめます。

1. インプラントの治療方法 :手術を行って顎の骨に人工の歯の根を埋め込み、その上に人工の歯を被せる
2. インプラントの構造 :人工の歯の根、上部構造(人工の歯)、それを繋げるアバットメントの3パーツからなる
3. インプラントの治療の流れ :「精密検査」→「一次手術」→「定着期間」→「二次手術」が基本
4. インプラントの治療費 :1本につき30万円~45万円。必ずトータルの治療費を確認すること
5. インプラントを受ける歯科医院 :インプラント治療の実績や経験、専門医の在籍の有無などで決める

これら5つのことから、インプラントについての説明が分かります。
格安インプラントなど、粗悪な素材を使ったインプラント治療が問題になっています。
このため、インプラントを受ける際には「気軽」ではなく「慎重」に歯科医院を選ばなければなりません。

また、インプラントがどういうものかを知っておくことも大切です。
メリットだけでなくデメリットも把握し、その上で治療を受けるか受けないかを判断してください。

何が原因で虫歯にかかるのですか? [2017年08月25日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。 今回のテーマは「虫歯にかかる原因」です。 誰もが虫歯予防のために歯磨きをしていますが、それでも虫歯になってしまうことがあります。

そんな時、「なぜきちんと予防していたのに虫歯になったのか?」と疑問を抱く人もいるでしょう。
確かに、私達は健康な歯が虫歯になる瞬間を目で見ることはできません。
そこで、ここでは虫歯にかかる原因について説明し、なぜ虫歯になるのかという疑問に答えます。

1. 虫歯の原因

どうやって虫歯が起こるのか…言わば虫歯の原因ですが、これは歯が虫歯菌に感染することで起こります。
虫歯菌の出す酸に歯が溶かされることで虫歯になり、虫歯は細菌による感染症と位置付けられています。
ではその虫歯菌はどこに存在しているのでしょうか?…その答えはプラークです。
プラークとは歯の表面に付着しているヌルヌルの物質で、無色透明なので目で確認することはできません。

このプラークの中には億単位の細菌が存在しており、言ってみればプラークは細菌の塊です。
そして、虫歯菌もまたプラークに存在する細菌の中に紛れているのです。
歯磨きが虫歯予防の基本であることは周知の事実ですが、
なぜ歯磨きで虫歯を予防できるかというと、それは歯磨きでプラークを除去することができるからです。

2. 歯磨きしても虫歯になる理由

歯磨きを怠る人はまずいないでしょうから、その点では誰もが虫歯予防をしていることになります。
それでも虫歯になる人がいるのはなぜなのか?…それは歯磨きした時に磨き残しがあるからです。
最も、現実的にいえば歯磨きでプラークを完全に除去することはまず不可能です。
例えばブラッシングによる歯磨きではプラークの除去率は6割、つまり4割の磨き残しが存在するのです。

その磨き残したプラークの中に虫歯菌が潜んでいれば、
結果的に「歯磨きしているのに虫歯にかかった」という状態を招くのです。
いくら歯磨きしたところでプラークを除去できなければ虫歯の完全な予防はできません。
例え1日3回歯を磨いても効率よくプラークを除去できなければ、その人は虫歯になってしまうのです。

3. 歯磨きの効果を高める方法

上記のような説明をすると、歯磨きに意味がないと思ってしまう人もいるかもしれません。
もちろんそんなことはないですが、精度の高い歯磨きをしなければ予防効果が低いのは事実です。
ではどうすれば歯磨きの効果を高められるのか?…その方法は2つあります。
1つ目の方法は歯磨きの技術を向上させることです。

予防歯科や定期検診を受ければ、その中でブラッシングの指導を受けることができます。
正しい歯磨きの方法を知ることで、今までよりも精度の高い歯磨きができるようになるでしょう。
2つ目の方法はデンタルフロスの使用です。デンタルフロスを使用すればプラークの除去率が2割高まるため、
ブラッシングとあわせてプラークの除去率を8割まで高めることができるのです。

4. 虫歯を予防するには

最後に、どうすれば虫歯を予防できるのかについて説明していきます。
まず虫歯予防の基本は歯磨きですが、ブラッシングだけでは不充分なのでデンタルフロスも使用しましょう。
それに加えて、歯科医院の定期検診を受けるとさらに予防効果は高まります。
定期検診ではお口の中をクリーニングするため、プラークはもちろん歯石まで除去できます。

また、上記で説明したとおりブラッシング指導を受けられるため、歯磨きの精度を高めることができるのです。
さらに定期検診にはもう1つ大きなメリットがあります。それは仮に虫歯にかかったとしても、
本来気付かないほどの初期段階で発見できることです。これは歯科医がお口の状態をチェックするためです。
初期段階で虫歯を発見できれば削らずに治せることもありますし、治療において痛みもなく治せます。

まとめ

いかがでしたか? 最後に、虫歯にかかる原因についてまとめます。

1. 虫歯の原因 :虫歯菌の出す酸で歯が溶かされ、虫歯菌に感染することで虫歯になる
2. 歯磨きしても虫歯になる理由 :磨き残したプラーク内に虫歯菌が存在していれば虫歯になってしまう
3. 歯磨きの効果を高める方法 :定期検診でブラッシング指導を受ける、デンタルフロスを使用する
4. 虫歯を予防するには :歯磨きだけでは不充分。歯科医院で定期検診を受けると良い

これら4つのことから、虫歯にかかる原因が分かります。
ここで補足として今回挙げなかったケースをお伝えしておきます。
まず虫歯の原因ですが虫歯は細菌による感染症のため、人から虫歯菌をうつされることもあります。

また、虫歯は虫歯でも一度治療した歯が再度虫歯になる二次虫歯というものがあります。
これは最初の虫歯治療の際に処置した詰め物や被せ物が劣化し、
歯との間に隙間が生じることで虫歯菌が侵入して二次虫歯を起こします。
特に二次虫歯は通常の虫歯以上にかかる人が多いため、この機会に知っておいてください。

もう数年も虫歯を放置しています。これは放っておくと何か問題が起こりますか? [2017年08月15日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。
今回のテーマは「虫歯を放置し続けるとどんな問題が起こるのか」です。
決して良い例ではないですが、虫歯を放置すれば虫歯はどんどん進行していきます。

象牙質まで進行し、それでも放置すれば歯の神経まで進行、そして神経も破壊してしまいます。
しかしそれはあくまで歯が残っている状態での話です。
虫歯治療を一切行わずに何年も放置すれば、一体どのような事態が起こるのでしょうか。

1. 虫歯菌は自然には消えない

まず知っておいてほしいのが、虫歯菌は自然にはなくならないという事実です。
冒頭で説明したとおり、虫歯は治療しない限り進行し続けて最終的に歯をボロボロにさせてしまいます。
しかしそれで終わりではないのです。

虫歯の症状としては確かにそれが末期ですが、それでも治療しなければ虫歯菌は生き続け、
全く別の場所で悪さをするようになります。では一体どんな悪さをするというのか?
今度はお口の中に限らず、身体全体に被害を及ぼすほどの悪さをするようになるのです。

2. 副鼻腔炎

副鼻腔炎は1970年代から減少傾向にある病気なので、今初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。
副鼻腔炎とは副鼻腔の粘膜に細菌が感染して起こる病気で、炎症によって鼻水や咳や頭痛を引き起こします。
虫歯を放置し続けることで、この副鼻腔炎を起こす可能性があるのです。

なぜなら、上顎の奥歯の箇所が副鼻腔に近い位置になっているからです。
歯の根の先から出た虫歯菌が副鼻腔に溜まることで副鼻腔炎が引き起こされるのです。
もし副鼻腔炎になってしまえば従来の虫歯治療では治せず、抗生物質を1ヶ月ほど飲み続けることになります。

3. 骨髄炎

虫歯を放置することで歯の根の中に存在する虫歯菌が顎の中に広がると、骨髄が虫歯菌に感染します。
そうなると顎の骨を腐らせてしまい、骨髄炎を引き起こしてしまうのです。
骨髄炎の症状は辛く、熱や嘔吐を繰り返すことになります。

治療するにも時間が掛かり、状態次第では入院して抗生物質を点滴し続けなければなりません。
最も、近年では抗生物質が発達しているため、効果的な治療を受けることは可能です。
とは言え仮に骨髄炎が慢性化してしまうと、再発を繰り返してなかなか治らなくなってしまいます。

4. 歯肉が腫れて痛む

本来なら、虫歯がお口に中に及ぼす被害は虫歯という文字どおり歯のみになります。
しかし、長く放置することで歯だけでなく歯肉にまで被害を及ぼしてしまいます。
これは歯の神経が死ぬことがきっかけであり、
歯の神経が死ぬことでそれが腐って歯の根の先から虫歯菌をバラまく形になります。

そうなると身体の防御機能が反応し、虫歯菌の侵入を防ぐために袋を作って覆おうとするのです。
そして細菌を覆った袋が大きくなることで歯肉が腫れ、痛みも感じるようになるのです。
この場合、状態次第では歯肉を切開して大きくなった膿みの袋を除去しなければなりません。

5. 脳梗塞・心筋梗塞

虫歯菌は歯や神経を破壊すると、今度は血液の中にまで侵入してきます。
血液は血管の中を通っているため、虫歯菌は血管を通じて全身に回ってしまうのです。
この時、虫歯菌が脳に回れば脳梗塞を起こす可能性がありますし、
心臓に回れば心筋梗塞を起こす可能性があるのです。

最も、実際にこうした事態が起こる可能性は数値としてはごく稀です。
しかし現に虫歯の放置が原因で脳梗塞や心筋梗塞を招き、死亡したというケースもあるのです。
この場合の死因としては脳梗塞や心筋梗塞ですが、そのきっかけとなったのは虫歯の放置です。
虫歯の長年の放置が命にかかわる病気を招くことがある…これが虫歯の放置の最も怖い事実です。

まとめ

いかがでしたか? 最後に、虫歯を放置し続けるとどんな問題が起こるのかについてまとめます。

1. 虫歯菌は自然に消えない :虫歯菌は治療しない限り生き続け、やがて歯だけでなく全身に被害を及ぼす
2. 副鼻腔炎 :歯の根の先から出た虫歯菌が副鼻腔に溜まることで起き、鼻水や咳や頭痛を引き起こす
3. 骨髄炎 :骨髄が虫歯菌に感染することで起き、熱や嘔吐といった辛い症状を引き起こす
4. 歯肉が腫れて痛む :歯の根の先から虫歯菌がバラまかれることで起き、歯肉が腫れて痛む
5. 脳梗塞・心筋梗塞 :虫歯菌が血管を通じて脳や心臓に回ることで起き、実際に死亡例もある

これら5つのことから、虫歯を放置し続けるとどんな問題が起こるのかが分かります。
虫歯になりたての頃なら、例え放置しても被害を受けるのは歯のみに留まります。
しかしそれでもなお放置し続けることで、お口の中とは関係なく全く別の病気を招く恐れがあるのです。

副鼻腔炎、骨髄炎、脳梗塞、心筋梗塞、いずれも一見虫歯とは無関係に思えますが、
これらは虫歯を放置し続けることで起こり得る病気です。特に脳梗塞や心筋梗塞は命にかかわる病気であり、
虫歯の放置が命を失う要因になり得ることを忘れてはなりません。

歯医者さんに行くのが嫌なのですが、虫歯をそのまま放置したらどうなりますか? [2017年08月08日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。
今回のテーマは「虫歯を放置したらどうなるか」です。
虫歯を自覚しつつも、歯科医院に行くのが嫌で放置してしまうという人がいます。

もちろんその気持ちは理解できますが、治療をせずに虫歯を放置するのは厳禁です。
なぜなら、虫歯は風邪のように自然に治ることはないからです。
治療しない限り虫歯菌は生き続け、放置することで様々な事態を引き起こすのです。
では実際にどんな事態を引き起こすのか?…ここではその点について詳しく説明していきます。

1. 治療が辛くなる

例えば象牙質まで進行した虫歯では、治療の際に歯を削りますし削ることで痛みも感じます。
このため、歯科医院に行きたくないという気持ちは分かります。
しかし、ここで放置することで結局はもっと辛い治療をするはめになるのです。

神経まで虫歯が進行すれば神経の除去、さらには清掃を伴った根菅治療が必要になりますし、
末期の段階まで虫歯が進行すれば削るどころか抜歯しなければなりません。
治療を怖がって放置すればするほど、もっと辛い治療が必要になるのです。
また、虫歯が進行すればそれだけ治療期間が長引くことも忘れないでください。

2. 痛みが酷くなる

虫歯の痛みは一定ではありません。最初に虫歯で痛みを感じるのは虫歯が象牙質まで進行した時ですが、
ここで放置することで今度は神経が虫歯菌に侵され、痛みは激痛に変化するのです。
また、虫歯が進行すれば熱さや冷たさにも痛みやしみを感じるため、食事も満足にできなくなるのです。

上記で説明した「治療が辛くなる」とあわせて考えると、
虫歯を放置すれば痛みはより酷く、さらには治療もより辛いものになってしまうのです。
虫歯を自覚した時点で歯科医院に行くことが、結果的に痛みや辛さを最小限に抑えることになるのです。

3. 神経が死ぬ

虫歯が神経まで進行すると激痛を感じますが、それでも放置すると神経が死んでしまいます。
そうなると痛みは感じなくなるものの、全く別の症状が起こる可能性があります。
と言うのも、歯の神経が死ぬことでそれが腐ってしまい、やがて歯の根の先から細菌がまかれるからです。

この場合、まかれた細菌から身を守ろうと身体が反応し、袋を作って細菌を覆うような形になります。
そうすると歯肉が腫れてしまい、痛むようになってしまうのです。
正確には顎の骨に膿みが溜まった状態になり、治療するには歯肉の切開が必要なケースもあります。

4. 人にうつってしまう

虫歯を放置するということは、自分のお口の中に虫歯菌が残った状態になることを意味します。
ここで忘れてはならないのが、虫歯菌は唾液を介して人にうつる可能性があるということです。
キス、食器の共用、歯ブラシ同士の接触…唾液を介す行為としてはこれらのことが挙げられます。

そしてこれらの行為は家族や恋人など、いずれも親しい間柄同士で行われる行為です。
つまり自分が虫歯を放置することで、親しい相手に虫歯菌をうつしてしまうリスクが常に発生するのです。
このため、虫歯を放置することは自分だけでなく家族や恋人に迷惑をかけることにもなるのです。

5. 虫歯菌が全身に回る

歯をボロボロにした後も虫歯菌は生き続け、今度は血液の中にまで侵入してきます。
そうすると血管を通じて虫歯菌が全身に回ってしまうのです。
この場合、虫歯菌が脳に回ることで脳梗塞を招く恐れがあります。

さらには心臓に回ることで心筋梗塞を招く恐れがあり、いずれも命にかかわる危険な病気です。
これらは稀なケースではあるものの、実際にそうなった死に至った例もあるのです。
つまり、虫歯を放置することは命にかかわる危険な病気を引き起こすリスクを抱えることになるのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯を放置したらどうなるかについてまとめます。

1. 治療が辛くなる :放置すれば虫歯は進行し、虫歯が進行すればそれに応じた辛い治療を行うことになる
2. 痛みが酷くなる :放置することで虫歯は神経まで進行し、そうなると痛みは激痛に変化する
3. 神経が死ぬ :放置すればやがて神経が死に、歯の根の先から細菌がまかれて歯肉が痛んで腫れる
4. 人にうつってしまう :虫歯菌は唾液を介して人にうつるため、放置すれば常に人にうつすリスクを抱える
5. 虫歯菌が全身に回る :回った箇所によっては脳梗塞や心筋梗塞を引き起こし、死に至った事例もある

これら5つのことから、虫歯を放置したらどうなるかが分かります。
やがて虫歯菌が消滅するなら放置するのも選択の1つでしょうが、虫歯菌が自然に消えることはありません。
治療しない限り虫歯菌は生き続け、放置することで今以上に深刻な状態を招くのです。

治療が怖いからといって放置すれば、後に今よりもっと辛い治療をすることになります。
痛みが我慢できるからといって放置すれば、後に今よりもっと酷い痛みになるのです。
このため虫歯の放置は厳禁で、気付いた時点ですぐ歯科医院に行って治療を受けてください。

虫歯とはどんな状態を意味するのですか? [2017年08月01日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。 今回のテーマは「虫歯とはどんな状態を意味するのか」です。 歯科医院で検診を受けた時、健康と思った歯が虫歯と診断された経験のある人も多いのではないでしょうか。

多くの人は痛みを感じた時に虫歯を自覚するため、「虫歯=歯が痛む状態」と考えているのです。
しかし正確にはそうとは言い切れず、痛まなくても虫歯になっていることもあるのです。
そこで、ここでは虫歯とはどんな状態を意味するのかを説明していきます。

1. 虫歯とは

虫歯菌とは、虫歯菌の出す酸によって歯が溶かされ、穴のあいた状態のことを示します。
虫歯菌に感染することで起こるため、虫歯は歯周病同様に感染症として位置づけられています。
ただし、現在歯がどんな状態にあるのか?…それは一概に断言できません。

前述したのはあくまで虫歯の意味を示すものであり、
実際に歯がどんな状態にあるのかは虫歯の進行度によって全く異なるからです。
そして、虫歯の進行度はC1~C4の4段階に分けられています。

. C1の場合

C1は初期段階の虫歯で、歯の表面のエナメル質だけ虫歯菌に侵された状態です。
元々エナメル質は歯を刺激から守っているため、C1段階の虫歯では痛みを感じることはありません。
またこの段階なら治療も容易であり、状態次第では削らずに治療することも可能です。
削ったとしてもその範囲は歯の表面に留まるため、やはり痛みを感じることはありません。

本来この段階で治療すれば虫歯治療も容易なのですが、
痛みを感じない点から自分が虫歯になっていることに気付きにくいのです。
「健診で虫歯と診断されたけど自覚がない」といった場合は、このC1段階であることがほとんどです。
実際は虫歯なのに痛まないため、虫歯であることに気付かなかったというパターンです。

. C2の場合

C2は虫歯が進行して象牙質が虫歯菌に侵された状態です。
象牙質は刺激に敏感なため、ここまで虫歯が進行すると痛むようになります。
治療の際には歯を削りますが、象牙質を削る必要があるためやはり痛みを感じます。
多くの人が虫歯の症状や治療内容に抱いているイメージは、おそらくこのC2段階の虫歯でしょう。

また、象牙質まで穴があいていることで歯に対する様々な刺激を痛みとして感じてしまいます。
例えば、飲食時では熱いものや冷たいものを口にするとしみるようになります。
このように、C2段階の虫歯になると日常生活にも支障を及ぼしますが、
痛みという自覚症状があるためこの時点で確実に虫歯に気付けます。

. C3の場合

C3は歯髄…すなわち歯の神経が虫歯菌に侵された状態です。
痛みはC2段階とは比較にならないほど酷くなり、眠れないほどの激痛を常に感じるようになります。
また、治療においても歯の神経を除去しなければならないことがほとんどで、
除去した後はその箇所を綺麗に清掃して消毒する根菅治療が必要です。

根菅治療は歯科治療の中でも難易度が高いため、信頼できる歯科医から治療を受けるべきでしょう。
このような内容からC3段階の虫歯を怖く感じる人もいるでしょうが、
痛みという自覚症状があるためC2段階で確実に虫歯に気付けます。
このため、虫歯を意図的に放置することさえしなければ、このC3段階まで虫歯が進行することはありません。

. C4の場合

C4は虫歯の最終段階であり、分かりやすく表現するなら末期の状態です。
ここまで進行すると歯は残骸のようにボロボロになっており、元の形の面影は残っていないでしょう。
さらに神経も死んでしまっているため、もう痛みすら感じることもありません。
治療したとしても治療不可と判断され、抜歯せざるを得ないケースも多いです。

最も、だからといって虫歯をそのまま放置しておくのは厳禁です。
歯や神経を破壊しても治療しない限り虫歯菌は生き続け、
やがて血液に侵入して血管から全身に回ってしまう可能性もあるのです。
その場合は脳梗塞や心筋梗塞が起こる恐れもあり、ここから虫歯が本当の怖さを見せるのです。

まとめ

いかがでしたか? 最後に、虫歯とはどんな状態を意味するのかについてまとめます。

1. 虫歯とは :虫歯菌の出す酸で歯が溶かされ、穴があいた状態のことを示す
2. C1の場合 :初期の虫歯。削らずに治療できることもあるが、痛みがないためこの時点で気付くのは難しい
3. C2の場合 :象牙質が虫歯菌に侵された状態。痛みを感じるため、この時点で確実に虫歯を自覚する
4. C3の場合 :歯髄が虫歯菌に侵された状態。痛みは激痛となり、根菅治療が必要になってくる
5. C4の場合 :末期の虫歯。歯が残せない可能性が高いが、放置すると脳梗塞などを招く恐れがある

これら5つのことから、虫歯とはどんな状態を意味するのかが分かります。
虫歯は痛いし治療も怖い…誰もが虫歯に対してそんなイメージを抱いているでしょう。
しかし、だからといって放置すれば事態はより深刻になってしまいます。

C3段階まで進行すれば痛みどころか激痛を感じるようになりますし、
C4段階まで進行すれば歯を失い、さらに放置することで命にかかわる病気をも招くのです。
このため、虫歯に気付いた時にはすぐ治療を受けなければなりません。

歯周病の治療にはどんなものがあるの? [2017年07月28日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。
今回のテーマは「歯周病の治療方法」です。
虫歯の治療方法に比べて、歯周病の治療方法はあまり知られていません。

また、歯周病の治療方法は常に同じではなく、進行状況に応じて治療内容が変わります。
当然症状が軽ければ治療も簡単なものですみ、進行していれば治療も大掛かりなものになるのです。
そこで、ここでは歯周病の進行度に応じた治療方法を説明していきます。
歯科医院ごとで細かい違いはあるでしょうが、一般的な流れはここでお伝えするとおりです。

1. 進行度による違い

冒頭で「進行度によって治療が異なる」と説明しましたが、
歯周病の進行度は初期段階と中期段階と重度段階の3段階に分けられています。
また、以前の表現を使えば「初期段階=歯肉炎」、「中期段階=歯周炎」、「重度段階=歯槽膿漏」です。

それぞれの段階ごとで治療内容が異なり、それだけでなく治療費と治療期間も異なってきます。
進行していれば治療も大掛かりなものになり、治療が大掛かりなものになれば治療期間も長くなります。
そして治療期間が長くなれば、トータルの治療費にも影響してくるのです。

2. 初期段階の治療

初期段階の治療では、歯石の除去と患者さんによるプラークコントロールを行います。
また、歯石の除去とプラークコントロールは歯周病治療の基本なので、どの段階においても行います。
歯石があると歯周病が悪化しやすくなりますし、歯石は歯磨きでは除去できません。

ですから、歯周病治療の際には専用の医療器具を使って歯石を綺麗に除去します。
次にプラークコントロールですが、これは患者さんが効率よくプラークを除去するというもので、
方法のメインは歯磨きです。とは言え、適当な歯磨きではうまくプラークコントロールできないので、
ブラッシング指導を行って歯磨きの効果を高めます。

3. 中期段階の治療

中期段階になると歯槽骨が溶かされはじめており、基本治療だけでは治りません。
もちろん歯石の除去とプラークコントロールは行いますが、状態次第では歯周外科手術も行います。
この手術は歯肉を切開するもので、歯周ポケット内の細菌を除去するのが目的です。

本来なら外側から歯周ポケット内の清掃ができますが、
歯周病が進行すると歯周ポケットの溝が深くなってしまうため、外側からの清掃ができなくなるのです。
このため、歯肉を切開してそこから歯周ポケット内の細菌を清掃するのです。

4. 重度段階の治療

重度段階になると歯槽骨が溶かされている範囲も広く、場合によっては抜歯するしかなくなります。
治療方法としては初期段階の治療と中期段階の治療の両方を行いますが、
治療期間は大幅に長くなりますし、前述したように治療不可と判断されて抜歯する可能性もあります。

ちなみに、抜歯した後の対処としては入れ歯やインプラントやブリッジです。
とは言え、入れ歯は費用が安い反面天然の歯と感覚は全く異なりますし、
インプラントは天然の歯に近い感覚が得られる反面、費用は高額になります。
いずれにしてもおすすめの治療とは言えないため、遅くても中期段階までには治療してください。

5. その他の治療

上記でお伝えしたい以外の治療について説明しておきます。
まず治療後はメンテナンスを定期的に行いますが、これを疎かにすると治療の効果は失われてしまいます。
また、メンテナンスの内容自体も元々の歯周病の進行度によって異なります。

やはり重症化しているほどメンテナンスにも時間が掛かり、長期間の通院が必要です。
それ以外には、溶かされた歯槽骨を再生させる治療もありますが、
これについてはどんな場合にも対応できるわけではないですし、再生できる量にも限界があります。
また、骨の再生治療は健康保険が適用されないため、高額になってしまいます。

まとめ

いかがでしたか? 最後に、歯周病の治療方法についてまとめます。

  1. 進行度による違い :初期段階、中期段階、重度段階の3段階に分かれており、それぞれ治療内容が異なる
  2. 初期段階の治療 :歯石の除去とプラークコントロール。これらは歯周病治療の基本となっている
  3. 中期段階の治療 :初期段階の治療に加え、歯周ポケットの深さによって歯周外科手術を行う
  4. 重度段階の治療 :初期段階と中期段階の治療を行うが治療期間は長くなり、抜歯が必要なこともある
  5. その他の治療 :メンテナンス、骨の再生治療などがある。メンテナンスを怠ると治療効果が失われる

これら5つのことから、歯周病の治療方法が分かります。
段階ごとの治療内容を確認すれば分かるとおり、症状が軽ければそれだけ簡単な治療で終わります。
治療が嫌で放置してしまえば、それだけいざ治療を受けた時に辛い治療が必要になるのです。

もちろん歯周病になっていいとは言いませんが、初期段階の歯周病なら簡単に治せます。
日頃から定期検診を受ける習慣をみにつけ、歯周病予防はもちろん、
歯周病になってもすぐに発見して治療できる環境を作っておきましょう。

歯を失う原因の1位が歯周病ってホント? [2017年07月16日]

中央区月島勝どきの歯医者さん、YUZ DENTAL tsukishimaです。
今回のテーマは「歯周病で歯を失う人が多い理由」です。
タイトルの質問についてお答えすると、歯を失う原因の1位が歯周病というのは本当です。

付け加えるならそれも断トツの1位ですし、ここ最近という意味ではなく以前からずっと1位になっています。
さて、そこまで歯周病で歯を失う人が多いとなると、その理由が気になるところですね。
そこで、ここでは歯周病で歯を失う人はなぜそんなに多いのかについて考えてみます。

“1. 高齢の人がかかるイメージ

虫歯を予防したいと思っている人に比べて、歯周病を予防したいと思っている人は少ないです。
もちろん、だからと言って歯周病になってもいいと思っている人が多いというわけではありません。
正確に言えば、自分は歯周病にならないと思っている人が多いのです。

と言うのも、タイトルどおり歯周病は歯を失う要因になりますし、
「歯が抜ける」という症状から高齢の人がかかるイメージを抱かれているのです。
つまり、若い人からすれば自分は歯周病と無縁だと決めつけてしまい、予防意識が薄れてしまうのです。
だからこそ歯周病にかかってしまい、その結果進行して最終的に歯を失ってしまうのです。

2. 気付きにくい

歯周病には虫歯の痛みのような明確な自覚症状はありません。
このため、自分が歯周病であることに気付きにくいのです。
歯周病であることに気付かなければ歯科医院に行くこともなく、知らない間に進行してしまいます。

実際に歯周病は「静かに進行する病気」と言われており、
気付いた時には相当進行していることも珍しくありません。その結果重症化して歯が抜け落ちてしまう、
仮に歯科医院に行ったとしても重症化していて抜歯が必要になる…どちらの場合も歯を失ってしまうのです。

3. 軽視されやすい

「歯周病には虫歯の痛みのような自覚症状はない」と上記で説明しましたが、
痛みがないことで歯周病を軽視する人が多い傾向があります。虫歯の場合、
歯科医院で治療を受ける人は「虫歯が痛いから治療する」…言わば痛みの対処が治療を受ける動機です。

一方歯周病には痛みがないため、放置しても問題ないと考えてしまう人が多いのです。
「痛い病気は治して痛くない病気は治さなくていい」…この考えを持っている人が多い限り、
歯を失う原因として歯周病が最も多い現状は変わらないでしょう。

4. 日常生活も要因になる

歯周病は生活習慣病と言われており、名前のとおり普段の日常生活も関係してきます。
喫煙すれば歯周病になるリスクは高まり、さらに重症化しやすいと言われていますし、
疲労やストレスで身体の免疫力が低下すれば、この場合も歯周病にかかりやすくなるのです。

とは言え、喫煙している人にとって禁煙は簡単にできることではないですし、
社会人としての生活の送っている以上、疲労やストレスをゼロにするのは難しいでしょう。
つまり日常生活の中には歯周病にかかるリスクを高める要因が潜んでおり、
いずれも対処が容易ではないのです。だから多くの人が歯周病にかかってしまうのです。

5. 定期検診を受ける人が少ない

これは歯周病に限らず虫歯にもいえることですが、毎日の歯磨きだけでは歯周病を予防することは困難です。
歯周病の場合は上記で説明したように日常生活の中にも要因がありますし、
自覚症状も少ないことから予防できているかどうかを知ることも難しいのです。

そこでおすすめなのが歯科医院の定期検診です。お口のクリーニングによって歯周病を予防できますし、
何より歯周病があった場合も早期発見して早期治療することが可能です。
しかし残念ながら現状では定期検診を受ける人は少なく、だからこそ多くの人が歯周病を招いてしまうのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、歯周病で歯を失う人が多い理由についてまとめます。

  1. 高齢の人がかかるイメージ :歯周病は高齢の人がかかるイメージがあるため、若い人の予防意識が低い
  2. 気付きにくい :自覚症状が少ないことから、自分が歯周病であることに気付きにくく進行しやすい
  3. 軽視されやすい :痛みがないことで、歯周病に気付いても放置してしまう人がいる
  4. 日常生活も要因になる :日常生活にも要因が存在するため、歯磨きだけでは予防しにくい
  5. 定期検診を受ける人が少ない :予防効果の高い定期検診を受ける人が少なく、歯周病にかかる人が多い

これら5つのことから、歯周病で歯を失う人が多い理由が分かります。 まとめると、「歯周病=高齢の人がかかる」というイメージが強いことで多くの人は予防意識が少なく、 さらに自覚症状が少ないことから気付いた時には重症化してしまいやすいのです。

また、自覚症状が少ないことで歯周病を軽視する人も多く、痛くないという理由で放置する人もいるのです。 こうしたことが、歯周病で歯を失う人が多い理由です。 高い予防意識を持ち定期検診を受ける人が増えなければ、この現状はなかなか変わらないでしょう。

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