真っ白な歯で笑顔に自信を持ちたいのですが、費用が心配です

中央区月島勝どきの歯医者さん、ＹＵＺ ＤＥＮＴＡＬ ｔｓｕｋｉｓｈｉｍａです。
今回のテーマは「審美治療の費用について」です。
歯科の審美治療の中には、歯を白くできる治療があります。

とは言え、審美治療は健康保険が適用されないため費用が高額になります。
このため、治療を受けようと思っても費用の高さを理由に治療を断念する人もいるでしょう。
そこで、ここでは審美治療と費用をテーマにしたお話をしていきます。

審美治療に健康保険が適用されない理由

審美治療が高額なのは健康保険が適用されないからです。
医療機関で行う治療に健康保険が適用されないことを疑問に感じる人もいるかもしれませんが、
実際にはこれは決して稀なケースではありません。

例えば、豊胸や二重などの美容整形に関係する治療も健康保険は適用されないですからね。
さて、こうした治療に健康保険が適用されない理由は健康保険適用の基準にあります。
健康保険適用の基準は「健康目的でなおかつそのために必要な最低限の治療」となっています。

今回のテーマに関係するホワイトニングは歯を美しくするため…すなわち審美目的の治療です。
このため、健康目的とは無関係になるため健康保険が適用されないのです。
ではインプラントやセラミック治療はどうでしょうか。

確かにこれらは失った歯や治療した歯への対処となるため、「健康目的の治療」という基準は満たしています。
しかし、審美目的を兼ねているため「最低限の治療」という基準は満たしていません。
このため、インプラントやセラミック治療も健康保険が適用されないのです。

ホワイトニングについて

今回のテーマである歯を白くする治療を希望する場合、おすすめなのはホワイトニングです。
正確にはセラミック治療でも歯を白くできますが、費用の高さを考えるとおすすめできません。
セラミック治療は歯１本につき費用が発生するため、全ての歯をセラミック治療とすると相当な費用になります。

ホワイトニングの審美治療であるため健康保険は適用されませんが、
セラミック治療などに比べると費用は比較的安くなっているので気軽に行えます。
ちなみに、ホワイトニングには以下の３つの方法があります。

•オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングで、歯科医が薬剤を取り扱うため高濃度のものを使用できます。
このため早く効果があらわれますが、その分後戻りが早いのが欠点です。

•ホームホワイトニング
自宅で行うホワイトニングで、マウスピースと薬剤を受け取って自分でホワイトニングを行います。
薬剤の濃度が薄いので効果が出るまでに時間が掛かりますが、その分白さが長続きするのがメリットです。

•デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用した方法で、高い効果が期待できます。
ただし他のホワイトニングの方法に比べて費用が高いのが欠点です。

審美治療の価値

ホワイトニングをはじめ、審美治療は費用が高額なので抵抗を感じる人も少なくありません。
しかし、審美治療の価値を考えると一概にも高額とは言い切れないのが事実です。
例えばホワイトニングで歯が白くなれば、自分の口元に自信が持てるようになります。

それはコンプレックスの解消につながり、プライベートやビジネスにおいてプラス効果をもたらすでしょう。
これは他の審美治療にも同じことが言えます。矯正治療では歯並びを改善できますが、
歯並びが改善されることで歯磨きがしやすくなり、歯磨きがしやすくなれば虫歯を予防しやすくなります。

つまり、審美治療は審美だけでなく自分への自信や病気の予防にもつながり、
審美以外のプラス効果をもたらしてくれるのです。
これは従来の保険診療では得られない効果で、そう考えれば審美治療は費用に見合った価値があるのです。

その他の歯を白くする方法

テトラサイクリンの影響などで変色した歯は、ホワイトニングでもあまり白くなりません。
最も、この場合も対処方法がないわけではなく、別の方法で歯を白くすることが可能です。

•ホワイトコート
いわゆる歯のマニキュアで、白さの調整も可能です。
その場で白くできるため、結婚式などのイベントにあわせて確実に白くできるのがメリットです。

•ラミネートベニア
歯を少し削り、そこにセラミックを貼り付ける方法です。天然の歯を削る必要があるのがデメリットですが、
メリットとしては歯の色だけでなく歯並びも美しく見せられることです。

まとめ

いかがでしたか？
最後に、審美治療の費用についてまとめます。

１.　審美治療に健康保険が適用されない理由　：例え健康目的の治療でも審美目的も兼ねているため
２.　ホワイトニングについて　：審美治療の中でも比較的安い。ホワイトニングには３つの方法がある
３.　審美治療の価値　：審美治療を行うことは審美だけでなく自分への自信や健康につながる
４.　その歯の歯を白くする方法　：ホワイトコートやラミネートベニアなどの方法がある

これら４つのことから、審美治療の費用について分かります。
審美治療は自由診療のため、保険診療に比べて費用が高く抵抗を感じるかもしれません。
しかし、自由診療には保険診療では決して得られない価値があります。
このため一概に高額と決めつけて諦めず、興味があるなら検討してみてはいかがでしょうか。