Vital Pulp Therapy

Vital Pulp Therapyとは

Neo MTA Plus®
(写真はモクダの「Neo MTA Plus®️」)

Vital Pulp Therapy」とは虫歯が進行し神経まで達してしまった場合に行う治療法です。従来の治療法では神経を取らなければならなかったものが、MTAという薬を使用することによって健全な神経だけを保存できる治療法です。

今までの治療法では、虫歯の菌が神経まで達してしまうと残念ながら神経を「全て」取る治療を選択場合がほとんどでした。
しかしこの「MTA」という薬の開発により、『断髄』という治療が可能になりました。虫歯の菌に感染した「感染歯髄(神経)」のみを除去し、残りの「健全歯髄」を残す治療法です。

MTAは膨張性があり象牙質と接着性があるため、外部から細菌が入りづらく殺菌性があるのが特徴です。pH12という強アルカリでの殺菌作用で、虫歯の再発予防になります。さらには硬組織形成促進能があるので、「修復象牙質」ができやすいのも特徴の1つです。

Neo MTA Plus®

全ての大きさの虫歯に対して有効な治療ではありません。虫歯が大きすぎて神経が死んでしまっていたり、神経の炎症が強すぎる場合には適応とならず、神経を取る治療に移行しなければなりません。

注意事項

  • 使用する薬(MTA)の副作用で歯の色が黒っぽく変色する場合がございます。虫歯ではありませんが、色が気になる方にはお勧めできない場合がございます。
  • 長時間お口を開けていられない場合には、Vital Pulp Therapyをお勧めできない場合がございます。
  • 「ラバーダム」もしくは「ZOO」という装置を使用してMTAを詰めていきます。
  • Vital Pulp TherapyにてMTAを詰めた後は、辺縁封鎖性が良い詰め物を入れていただいた方が、虫歯菌の再感染が少なく歯が長持ちいたします。
  • また非常に稀ですが1度成功した後に神経が死んでしまう可能性があります。