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歯科コラム

50代女性「過去に神経の治療をした前歯が変色した」自由診療の根管治療(MTA)とセラミックで歯を白く回復した症例

2022年08月15日

治療前

治療後

ご相談内容 「数十年前に神経の治療をした前歯の色が変わってきたので気になる。どうにかしたい」とご相談をいただきました。
カウンセリング・診断結果 診察したところ、左上の前歯2本(1番・2番)が明らかに茶色く変色していて審美的に問題が見受けられました。デンタルエックス線写真には歯の根の先端部が黒く映っていたことから、歯の根に炎症を起こしたことで、前歯の変色が起こったと考えました。

患者様が「最初の根管治療から数十年経っている」とお話しされていたことから、もう一度根管治療をやり直す必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容 前歯2本の根の治療をしっかりとやり直す必要性をご説明。その後、被せ物で歯を白く回復させる治療計画をご提案したところ、ご了承をいただきました。

過去の根管治療が不十分なまま長期間放置されていた場合、周囲にも感染が広がっている可能性が考えられたので、自費の特殊なセメントである「MTA」で根管充填を行いました。

また最終的な被せ物の素材には、より自然な白い色味になるセラミック(自由診療)での治療を選択されました。隣合う右上前歯の色調を再現し、シンメトリーに仕上がるよう丁寧に作製しました。

治療期間 約3ヶ月
おおよその費用 根管治療:¥50,000×2、被せ物:¥120,000×2
術後の経過・現在の様子 半年経った現在も、痛みや腫れは起きておらず、被せ物も問題なく使用されているなど経過は良好です。
また、白くきれいな仕上がりになり、患者様に大変ご満足いただいています。
治療リスク 歯根や被せ物は割れるリスクがあります。

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