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ストレスと歯ぎしり

2024年05月27日

みなさんこんにちは。院長の新井です。
GWも終わりこれから憂鬱な「梅雨」の季節に入りますね、、、(梅雨が好きな方にはすみませんw)。
私は癖っ毛なので1年間の中で梅雨の時期が一番苦手です。蒸し暑いだけではなく、髪もクルクルしてペタッとするので、なんとなく浮かれない日が続きストレスになる日も。

ストレスといえば、自分で気づくにしろ気づかないにしろ、日常生活の色んなところに潜んでいますよね。
会社で嫌なことがあったり家庭内で喧嘩をしたりと、、、
そんなストレス。ストレスを治療する方法というのは今のところまだ確立されていません。
何故そんな話し?と、お思いの方。
ストレスと歯軋り(はぎしり)は深く結びついており、日中に強いストレスを受けると、夜寝ているときに歯軋りがひどくなることがあります。普段は歯軋りをしていない方でもするようになったり、普段から歯軋りをする方はもっと強くなったりします。
歯軋りの何が悪いの?と、お思いの方。
歯軋りというのは、起きているときに使っている力の6〜10倍の力がかかると言われております。奥から2番目の歯は自分の体重ぐらいの力がかかるとも言われており、その6〜10倍かかると思うとすごい力ですよね。
そんな力が毎日のように歯にかかると、歯も耐えきれなくなってついには割れてしまいます。割れた歯はどうなるかというと、現在の歯科医療では歯を再生したり接着する技術はまだ研究段階のため、臨床では割れた歯の治療は抜歯しかありません。
ですので、歯が割れないようにすること、いわゆる「予防」が第一です。
予防法は夜間に「ナイトガード」と言うマウスピースを装着し寝ていただくことがスタンダードな予防法になります。
当院でも制作が可能ですので、気になる方は是非スタッフまでお声がけください。

あとは「ボツリヌストキシン療法」と言うのも併用すると効果的です。顎に「ボツリヌストキシン製剤」を注射することにより、噛む力を弱くし夜間就寝時の歯軋りの力を弱くする治療法です。実は小顔効果もあるそうです。
「ボツリヌストキシン療法」についての詳しくは、また別の機会に(笑)。

予防できることは、すべて予防していきましょう!

月島 勝どき 歯医者なら『YUZ DENTAL tsukishima』